RFコイルについて

ICP装置におけるRFコイルの働き

 RFコイルはICP装置においてプラズマを発生させるためのRF (高周波) 電源ユニットの最終部品です。そのため、RFコイルはプラズマにRFパワーを伝える上で非常に重要な部分であると言うことが出来ます。

 RFコイルには以下の3つの重要な要素があります。

 RFコイルはトーチ部に配置された高周波部品であり、プラズマへのRFエネルギーの伝達に非常に重要な部品です。コイルの腐食が進むとその効率は失われ、プラズマに同じRFネルギーを供給するために、高周波電源はより大きな出力を要求されるようになります。このことは高周波電源ユニットに大きな負荷を与え、より大きなトラブルを誘発する原因となることもあります。

 プラズマの持つエネルギーを効率的にサンプルに与えるためには以下の3つの重要な要素があります。

  RFコイルはプラズマを発生させるために必要なたくさんのコンポーネントのひとつです。GE社製RFコイルとメンテナンスキットをお使いいただきますと、お客さまご自身が簡単にコイルの交換やメンテナンス作業を行い、常に装置をトップコンディションに保ち、ダウンタイムとランニングコストの軽減が可能となります。